<介護職採用シリーズ第一回> 知らないでは済まされない!?ネット時代の介護採用

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古川 透 氏

(株)一広バリュークエスト
取締役営業部長

皆様はどのようなターゲットを思い受かべているでしょうか。
一口に「資格を持っている人」「介護職に興味がある人」としてしまうと、介護職への転職ニーズが浮き彫りになっている『顕在層』のみに絞り込まれてしまいます。
実は、介護職に就きたいと考えている潜在層が増えていることをご存知でしょうか?

新卒採用領域でのデータですが、それまで「自己分析 やり方」「業界研究 やり方」という検索ワードが並んでいたところ、2016年以降、活動解禁前の数ヶ月の検索ワードは激変。
企業名や条件を直接Googleなどで検索する傾向が一気に高まりました。
これは、インターネットの台頭とスマートフォンの普及による行動様式の変化からくるものです。

この事実は、採用の戦略そのものを様変わりさせていきました。
求人サイト内で上位に表示され目立つことを競い合っていた従来の採用競争は鳴りを潜め、検索からダイレクト求人情報ページに飛んでくる事を考慮した、「視認回数優位」の仕掛けが主流となりました。
多くの人が、求人サイトのトップページに訪れ探すことは、なくなってきているのです。

また、最初に情報に接してからの検討期間についても、Google社の調べでは、約2週間かけて6回程度情報収集に入るという事がわかっています。

このようなことから、
①サイト内表示順位<視認回数
②信頼性のある情報収集先の用意 (会社HPなど)
を意識した対策するが必要であるという事が見えてきました。
こうした背景から、現在巷で噂の「Indeed」などのような検索連動型の、求人情報専門検索エンジン有効手段になってきているのです。

皆様は、自社ホームページや、その中での採用情報のページをお持ちでしょうか?また、Indeedなど検索連動型広告への掲載を検討しておりますでしょうか

こうした世の中の動きをいち早く掴み、対応していくという事が、近年の採用活動の大きな鍵になることは間違いないでしょう。

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